概要・機能

タイルダウンローダーは、国土地理院が提供する地図タイル(標準地図、航空写真、 数値標高モデルなど)を指定範囲で一括ダウンロードし、 GeoTIFF形式で出力するツールです。 GISソフトウェアやドローン測量のオルソ画像との重ね合わせに活用できます。

地図上で範囲を指定
KML/DXFファイルで範囲指定
GeoTIFF形式(WGS84)で出力
ズームレベル選択可能
追加範囲(バッファ)設定
タイル自動結合
利用規約: 国土地理院のタイルは利用規約に従って使用してください。 商用利用の場合は出典の明記が必要です。
タイルダウンローダーの画面

使い方

マップタイプを選択する

ダウンロードしたいマップの種類を選択します。

  • 地理院地図(標準): 国土地理院の標準地図
  • 地理院地図(写真): 航空写真・衛星画像
  • DEM10B: 10mメッシュ統合標高モデル
  • DEM5A: 5mメッシュ航空レーザ標高モデル
  • DEM1A: 1mメッシュ航空レーザ標高モデル(限定エリア)

マップタイプに応じてズームスライダーの範囲が自動調整されます。

範囲を指定する

ダウンロードする範囲を以下のいずれかの方法で指定します。

  • ファイルで指定: KMLまたはDXFファイルを読み込んで範囲を自動設定
  • 手動選択: 「矩形で範囲を選択」ボタンをクリックし、地図上で矩形を描画

DXFファイルの場合は、平面直角座標系(I系〜XIII系)を選択してください。

追加範囲(バッファ)を設定する

指定範囲の周囲に追加する距離(メートル)を設定できます。

  • デフォルトは100m
  • 0に設定すると追加なし

ズームレベルを選択する

出力画像の解像度(ズームレベル)をスライダーで選択します。

  • ズームレベルが高いほど詳細だがファイルサイズが大きくなる
  • 選択範囲のタイル数と推定サイズが表示されます
  • 各マップタイプの最大ズームを超える設定はできません

ダウンロードする

「GeoTIFFでダウンロード」ボタンをクリックすると処理が開始されます。

  • タイルのダウンロード → 結合 → GeoTIFF生成の順に処理
  • 処理が完了するとGeoTIFFファイルが自動ダウンロードされます

出力ファイル形式

  • 形式: GeoTIFF(.tif)
  • 座標系: WGS84(EPSG:4326)、10進数表記
  • データ: 地図・写真はRGB、DEMはFloat32標高値

よくある質問

GeoTIFFファイルはどのソフトで開けますか?
QGIS、ArcGIS、Global Mapper、Google Earth Proなど、多くのGISソフトウェアで 開くことができます。位置情報が埋め込まれているため、正しい位置に表示されます。
最大でどのくらいの範囲をダウンロードできますか?
ブラウザのメモリ制限により、大きな範囲(概ね数十km四方以上)は 処理が困難な場合があります。範囲を分割してダウンロードすることを推奨します。
商用利用は可能ですか?
国土地理院のタイルは、出典を明記すれば商用利用可能です。 詳細は国土地理院のウェブサイトでご確認ください。

トラブルシューティング

ダウンロードが途中で止まる
解決策: 範囲が大きすぎる可能性があります。 範囲を小さくするか、ズームレベルを下げてお試しください。 ネットワーク接続も確認してください。
GISソフトで位置がずれる
解決策: GeoTIFFはWGS84(EPSG:4326)で出力されます。 GISソフトのプロジェクト座標系がWGS84に設定されているか確認してください。 他の座標系のデータと重ね合わせる場合は、座標変換が必要です。
DEM選択時に地図が表示されない
解決策: DEMタイルは日本国内のみ配信されています。 また、DEM1A(1mメッシュ)は一部地域のみ整備されています。 まず地理院地図(標準)で範囲を確認してからDEMに切り替えてください。